こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
ダンスの基礎を駆使したステップなどが多いことから、ヒップホップダンスの登竜門とも呼ばれている「ニュージャックスウィング」。
K-POPグループのNewJeans(ニュージーンズ)の楽曲やコンセプトに、ニュージャックスウィングのスタイルが取り入れられたことがきっかけで、K-POP界で大きな話題を呼んでいますよ。
最近では、12月19日にリリースされたNCT DREAM(エヌシーティードリーム)のカムバ曲『Candy』の振り付けに、ニュージャックスウィングのステップが多用されています。
1990年代に戻ったような雰囲気やダンススタイルが、幅広い世代から支持されていますよ。
そこで今回は、今話題のニュージャックスウィングの歴史やダンススタイルなどを紹介します。
ニュージャックスウィング の歴史
ニュージャックスウィングとは、1980年代中盤にアメリカで誕生した、ヒップホップ手法が使用されたブラック系ミュージックのことです。
R&Bの歴史をつくった作曲家Teddy Riley(テディ・ライリー)によって誕生し、黒人だけでなく白人にも支持されたことがきっかけで、世界で流行しました。
音楽のみならず、MVの衣装やヒップホップ由来のダンスなどもニュージャックスウィングスタイルと呼ばれていますよ。
日本では、1990年代に入ってから流行しヒップホップブームを巻き起こしました。
ニュージャックスウィングの音楽
ニュージャックスウィングの音楽は、ヒップホップとR&Bをミックスさせたような、親しみやすくノリやすいメロディが特徴。
ヒップホップよりもスピード感があるので、ダンスでは素早い動きの振り付けを採用することが多いですよ。
ですので、ダンスビギナーさんが挑戦する場合は、ある程度のダンススキルを身につけておくとよいでしょう。
ニュージャックスウィングの代表的な名曲は、Guy(ガイ)の『New Jack City』や、Kwame(クワメ)の『Ownlee Eue』などがあり、どれも心地よいグルーブ感が魅力。
近年では、ブルーノ・マーズの『24KMagic』がニュージャックスウィングのスタイルを取り入れています。
ニュージャックスウィング のダンススタイル
ニュージャックスウィングのダンススタイルは、どこか懐かしく感じるようなヒップホップダンスで、足のステップを駆使した動きが多いのが特徴です。
シンプルな振り付けが多いですが、素早いビートにあわせて踊るため躍動感を演出することができるのもポイント。
ハイレベルなダンスのジャンルに思われがちですが、アイソレーションなどダンスの基礎やキレのある動きがある程度できる方なら、比較的踊りやすいジャンルです。
代表的なステップは、ランニングマンやチャールストン、クラブなどがあります。
また、踊る際は、ゆるっとした服装や鮮やかなカラーを取り入れた、カラフルなファッションが多いのも特徴です。
まとめ
素早いビートにあわせて踊ることで、躍動感を演出できる「ニュージャックスウィング」。
スピード感と親しみやすいメロディを兼ね備えた楽曲が多いので、会場やステージを盛り上げたいシーンにもぴったり。
ダンスビギナーさんは、自分のダンススタイルと比較する、またはニュージャックスウィングのスタイルを取り入れたりなどして、ダンスの幅を広げてみてくださいね。
初心者限定札幌ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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