こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
全身を使うダンスは見た目以上にハードな運動です。
スポーツと同様にケガはつきものであり、日頃からケガの予防とケアをおこなう必要があります。
しかしどのようなケガが起こりやすいのか、どこに気を付けたら良いのかわからないという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ダンス中に起こりやすいケガと予防法について解説します。
目次
ダンス中のケガを予防するために共通して重要なこと
ケガの予防に大切なことは、以下の2つです。
- 体を正しく使う
- ダンス前後のストレッチ
誤った方法で練習していると、必要以上に体力を消費して余計な負担をかけてしまい、体を痛めてしまう原因になりかねません。
ダンスの基礎や基本の形を意識して、体を上手に使えるようになりましょう。
またダンス前にストレッチをしっかりやっておくと、ケガの予防だけでなくパフォーマンス向上にもつながります。
ダンス後にもストレッチをしておくと、体の疲労回復に効果的です。
ダンサーは膝や腰を痛めやすい傾向にあり、疲労の蓄積が原因になっているケースも多いです。
なるべく体の疲れを残さないように、ダンス後のケアも念入りに行なうと良いでしょう。
起こりやすいケガと予防法①ハンマートゥ(槌指)
ハンマートゥとは、Z字型に足の指が固まってしまった足指のことです。
つま先に圧をかけすぎるとハンマートゥになりやすく、靴のサイズが合っていなかったり、筋肉のバランスが悪かったりすることが原因になるケースが多いです。
痛みや皮膚の盛り上がり、赤みの発生などが見られたら、靴を見直したり専用パッドで保護するなどの処置を施したりするようにしてください。
起こりやすいケガと予防法②ねん挫
ダンサーに多いケガの一つがねん挫です。
素早いステップやアレンジを加える場面、ジャンプ後の着地の際など、足首をひねって痛めてしまうことが原因として挙げられます。
ダンス前のウォーミングアップをしっかり行なうことで予防できます。
何度もねん挫をするようであれば、必要に応じてテーピングで固定するといった対策も必要です。
起こりやすいケガと予防法③関節炎
関節炎にはいくつか種類がありますが、ダンスでもっとも起こりやすいのが骨関節炎です。
ダンス中に無理に関節を引き延ばしたり、使いすぎてしまうことが大きな原因と言われています。
関節炎は、無理に動かすことや自己流のマッサージはかえって悪化させる可能性があります。
そのため、痛みを感じたらまずは病院を受診してください。
抗炎症薬や麻酔薬で症状が和らぐケースが多いです。
まとめ:ケガに注意してダンスを楽しもう
ダンスのケガの予防には
・自分の足に合った靴を履くこと
・ダンス前後のストレッチ
の2つが大切だとお分かり頂けたのではないでしょうか?
仮に体を痛めてしまった場合は無理せず安静にし、痛みが続いているようであれば必ず病院へ行き、適切な処置を受けましょう。
初心者限定札幌ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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