こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
2024年のパリ五輪で新競技として追加される、ストリート発祥のダンス「ブレイクダンス(ブレイキン)」。
DJやラップなどと同じく、ヒップホップカルチャーを構成する要素のひとつとなっています。
今回は、ブレイキンを構成する技や音楽ジャンルなどと併せて、「ブレイクダンス」について詳しくご紹介します。
習得中のダンスジャンルではなくとも、得られる知識はたくさんあるので、ダンス初心者さんはぜひ読んでみてくださいね。
ブレイクダンスとは
ブレイキンとも呼ばれるブレイクダンスは、言い合ったり殴り合ったりして争うのではなく、「ダンス」で勝敗を決める、即興のダンスバトルです。
ダンスのなかでも難易度の高いジャンルで、主に床を使って体を高速回転させたり、アクロバティックな技を披露したりして、勝負をつけます。
バラエティ番組などでも、頭を床につけてクルクルと回転する、ヘッドスピンを披露するシーンなどよく見かけますよね。
ブレイクダンスを踊る人たち(以下:ブレイカー)は、B-Boy・B-Girlと呼ばれていますよ。
どんな音楽ジャンルで踊るのか
アクロバティックなダンスが特徴のブレイキン。
どんなジャンルの音楽で、披露(バトル)するのか気になりますよね。
ブレイカーたちは、ブレイクビーツ・ファンク・ラップ・ソウルの4種類のジャンルのなかから、選択していることがほとんどです。
有名・定番の音源は、ヒップホップ界の国歌と言われるIncredible Bongo Band「Apache(アパッチ)」やファンキーなカッティングが絡み合うJames Brown「Give it up or turn it loose」など。
サンプリングとして、さまざまなアーティストが使用しているので、ぜひ一度音源を聞いてみてくださいね。
ブレイクダンスを構成する4つの技
ブレイクダンスには、幅広い動きや技がありますが、大きくわけると4つで構成されています。
- フロアに入る前に立って踊る「トップロック」
- 地面に手をついて高速ステップを踏む「フットワーク」
- ヘッドスピンなどのアクロバティックな動きが特徴の「パワームーブ」
- 音にあわせて動きを止める「フリーズ」
上記4つの技を基盤に、自分のスタイルにあわせてアレンジを加えていきます。
まとめ
喧嘩ではなく、ダンスで勝負を決める即興のダンスバトルのブレイクダンス。
オリンピックに採用されたことにより、ひとつの「カルチャー」として育ってきたものが、「スポーツ」としても、世界中から注目されることでしょう。
今後、ますます発展していく「ブレイクダンス」を、ぜひ動画や会場で楽しんでみてくださいね。
初心者限定札幌ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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