こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
ダンスジャンルの一つ、「ヴォーグ」をご存じでしょうか。
ダンスの中にさまざまなポージングを取り入れた独特のスタイルで、見入ってしまうこと間違いなしの魅力的なジャンルです。
ヴォーグの特徴や歴史について知ると、より興味がわくかもしれません。今回はヴォーグの魅力について解説します。
ヴォーグ(ヴォーギング)とは?特徴や魅力
ヴォーグ(ヴォーギング)とは、ファッション雑誌「VOGUE(ヴォーグ)」でのモデルのポーズから由来しており、ポージングをメインとしたダンスです。
たとえば顔の周りに手を添えたり、頭の後ろから手を回したりなど、一定間隔で繰り返しながら踊るところが主な特徴です。
ヴォーグの種類とは
またヴォーグは時代の流れとともにスタイルに変化を遂げていき、現在では「オールドウェイ」「ニューウェイ」「ヴォーグフェム」の3つのジャンルに分類されます。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
- オールドウェイ:エジプト神話のような優美な動作
- ニューウェイ:体のひねりや幾何学的な手先の動きが強調されている
- ヴォーグフェム:ジャンプやアクロバットなどの要素加えつつ、女性らしさも誇張された動き
それぞれに異なった魅力があります。
ヴォーグの歴史
ヴォーグの歴史は1960年代までさかのぼります。
アメリカ都市部のアフリカ系とラテン系アメリカ人の同性愛者によるコミュニティの中で定期的に開催されていた「ボール・ルーム」というパーティーイベントが発祥とされています。
ボール・ルームは、観客と審査員が囲むランウェイを自慢の衣装を着て踊りながら歩き、盛り上がり具合をグループごとに競うものです。
このダンスこそが、魅せるためのダンスウォーク・ヴォーグの始まりといわれています。
ヴォーグが世間に広まったのはマドンナのMV
ヴォーグが一般的に広まったのは、世界的シンガー・マドンナが1990年にリリースしたシングル「ヴォーグ」のミュージックビデオによるところが大きいでしょう。
独特なダンスは世界中で話題を集め、多くの人たちがまねするようになったそうです。
また翌年の1991年にはヴォーグをテーマにしたドキュメンタリー映画「パリ、夜は眠らない。」がサンダンス映画祭審査員特別賞を受賞し、この作品の大成功により大衆化されました。
まとめ
インパクトの強さに特徴があるヴォーグについて解説しました。
また、アメリカのLGBTの歴史を受け継ぐカルチャーでもあります。
独特なダンススタイルが好きな人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
初心者限定札幌ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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