こんにちは!札幌大通ダンススクールリアンの池田いくみです。
最近話題になり始めた「コンテンポラリーダンス」。
TVのCMなどでコンテンポラリーダンスを見かけた方も多いのではないでしょうか?
今回は、コンテンポラリーダンスの起源や、最近話題になったコンテンポラリーダンスを取り入れたパフォーマンスについて解説します。
コンテンポラリーダンスとは?
コンテンポラリーダンスとは、振り付けがない、表現が自由なダンスです。
他ジャンルのダンスと比べて、明確な基準がないダンスと言えます。現在では、最先端のダンスジャンルともいわれていますね。
抽象的なダンスとなるため、「少しわかりにくい」と評価されるコンテンポラリーダンスですが、一方で「自由な表現」ができるため、「世界観を自分で作って表現したい」と考える方には特にピッタリです。
コンテンポラリーダンスの起源と歴史とは
コンテンポラリーダンスの発祥はヨーロッパと言われています。
1960~1970年、現代舞踊団や現代バレエ団の設立により、今までのダンスジャンルとは違う、表現が多様なダンスが見られるようになり、「ヌーヴェルダンス」と呼ばれていました。
このヌーヴェルダンスが、フランスで大流行。
ヨーロッパ全体へと広がったヌーヴェルダンスは、次第にアジアや中東にも取り入れられるようになりました。
1990年代には、各国の文化要素が取り入れられたダンスジャンルとしての位置を確立し、名称も「コンテンポラリーダンス」という風に変わりました。
現代のコンテンポラリーダンスとは?
だんだんと馴染み深いものになってきたコンテンポラリーダンス。最近ではどのような場面でコンテンポラリーダンスが取り入れられたのでしょうか?
東京オリンピックの開会式・閉会式
開会式では俳優兼ダンサーの森山未來さんが、閉会式ではダンサーのアオイヤマダさんがコンテンポラリーを披露していました。
オリンピックの開会式や閉会式は、特にその国の特徴を表したパフォーマンスが期待されます。その中で、コンテンポラリーダンスという自由なパフォーマンスをチョイスしたことが当時とても話題になりましたね。
見ている方の解釈も自由ですので、「きっとこういうことを表現していたのかな」と考える方や、「幻想的で素敵なダンスだった」と考える方など、様々な感想がありました。
乃木坂46
乃木坂46の「シンクロニシティ」は、コンテンポラリーダンスが取り入れられているのでは?と話題になりました。
全員が別々のことをしている部分があったり、座っているメンバーと踊っているメンバーの対比が描かれた部分があったり…。
このMVのコンテンポラリーダンスは、乃木坂46のグループの歴史(だんだん乃木坂46が1つのグループとしてまとまってきている様子)を表現していると解釈している方もいました。
まとめ
いかがでしたか?最先端のダンスジャンルと言われている「コンテンポラリーダンス」
自由に表現できる、解釈も自由なのが面白いですよね。
最近では、コンテンポラリーダンスとITの融合なども見られ、これからの進化がとても楽しみですね。
初心者限定札幌大通ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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