こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
ダンスの上達には、基礎力が欠かせません。なかでも基本中の基本である「アイソレーション(アイソレ)」ができているかどうかは重要なポイントです。
今回の記事では、アイソレーションの基礎知識と練習方法について解説します。
アイソレーションとは?
アイソレーション(Isolation)とは、日本語に訳すると分離・独立という意味で、体の一つの部位をそのほかの部位と分離させて動かすトレーニングのことです。動かす部位は、首・肩・胸・お腹・腰・脚・膝など多岐にわたります。
アイソレーションはヒップホップやブレイクダンスなど、どのジャンルのダンスにも欠かせない基本スキル。
アイソレーションができるようになれば、初心者でもダンスを上手に見せることが可能です。
アイソレーションの必要性
アイソレーションを習得すると、可動域が広がるだけでなく、体をイメージ通りにコントロールできるようになります。
可動域とは動かせる範囲のことで、可動域が広がると大きく踊れるようになり、ダンスの見栄えが良くなります。
また細かいニュアンスやリズムを表現するために、体のコントロール力は大切な要素です。アイソレーションがしっかりできていれば、ボディコントロールをスムーズにできるようになり、よりダンスの完成度が高くなります。
アイソレーション練習のコツ
アイソレーション練習では、以下の2つを意識してみましょう。
- 動かす部分と動かさない部分を意識する
- 正しい方法で反復練習する
体は連動しているので、一つの動作をおこなうとどうしてもほかの部位もついて行ってしまいがちです。動かす部分はしっかり動かし、止める部分はしっかり止めておけるように常に意識しましょう。
また正しいやり方で繰り返し練習することも大切です。間違えた状態で繰り返すと癖になってしまい、あとから戻すことが大変になってしまいます。
練習するときは鏡でチェックしながらおこないましょう。また第三者に見てもらうことも大切です。
アイソレーションにおすすめの曲
アイソレーションに最適な曲は、以下の3つです。
- 5分以上ある曲
- 90〜100BPM前後の曲
- アップテンポな曲
首・肩・胸・腰と細かく練習していくと、すぐに曲が終わってしまうということもあるため、5分以上の曲がベストです。
また曲のスピードは速すぎず遅すぎず、終始同じスピードの曲を選びましょう。
曲調は明るくアップテンポな曲のほうが、テンションが上がりやすく楽しくトレーニングができます。
アイソレーションの練習はとにかく継続することが大事なので、飽きないお気に入りの曲を探してみてくださいね。
まとめ
アイソレーションの習得は、ダンスの上達に必要不可欠な重要な要素です。
地味な練習なのでどうしても疎かにしてしまいがちではありますが、ダンスの見栄えにグッと差がつくポイントですよ。飽きてしまうという人は、その日の気分で曲を変えて練習してみてくださいね。
初心者限定札幌ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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