こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
平成20年から中学校保健体育の一環として、ダンスが必修化されました。そもそもなぜ必修化されたのか、具体的に何をするのか知らないという人もいるかもしれません。
今回の記事では、ダンスが必修化された背景について解説します。
目次
ダンスの必修化とは?何をやるの?
平成20年の学習指導要領改訂により、中学校の1、2年生は必須科目、3年生は選択科目としてダンスが組み込まれることになりました。
ダンスで運動神経やリズム感を養うことはもちろんですが、「自己表現能力」「協調性」「コミュニケーション能力」を育むために必修化となったようです。
ダンスの種類は、以下の3つに分けられ、この中から一つ選択します。
- 創作ダンス
- フォークダンス
- 現代的なリズムダンス
それぞれのダンスについて、特徴と目的を解説します。
創作ダンス:表現力や想像力を高めるため
創作ダンスでは、テーマに合わせた振り付けを生徒たちが考えます。動きの大小や、力強さ・穏やかさを出す動きだけでなく、ストーリーや緩急をふまえた構成を考える必要があります。さらにそのダンスに合わせた音楽も選ばなくてはなりません。
創作ダンスは頭も使うダンスでもあるため、自己表現力を養うのにぴったりなダンスです。
フォークダンス:伝統や文化をみんなで一緒に体験するため
キャンプファイヤーなどでも定番のフォークダンスは、みんなで手をつなぎ、陽気な音楽に合わせてステップを合わせるダンスです。各国で古くから伝承されてきたダンスを学ぶことで、性質の異なるタイプのダンスの特徴を理解することが期待されます。また地域ごとに異なる文化や歴史を知ることにもつながるでしょう。
現代的なリズムダンス:リズム感を養い、全体的な運動能力を向上させるため
現代的なリズムダンスは、ヒップホップダンスのことという認識が強いですが、実はロックダンスなども含まれています。
ヒップホップダンスは若者に流行っているだけではなく、テレビの音楽番組などで、人気アイドルが、ヒップホップダンスを取り入れて、踊る姿を目にする機会も多くなったことも影響しているようです。
ヒップホップダンスは大人数で踊ることが一般的で、チームワークが重視されるダンスです。そして全員が同じ動きをする必要はなく、「ダンスが得意な子はセンターに、苦手な子はサイドに」といったように、それぞれに最適な役割を分担してパフォーマンスを作り上げます。
そのためヒップホップダンスは、他人への配慮や連帯感を養うのに最適なダンスです。
まとめ
ダンスの必修化にともない、人気の習い事の一つにダンスも挙げられるようになりました。ダンスをもっと楽しみたいという人は、ダンススクールに通ってみるのも一つの方法です。
初心者限定札幌ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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