こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
CMやアーティストのミュージックビデオなどで見かけることが増えたコンテンポラリーダンス。
芸術性の高いダンスであるがゆえに、日本では「よくわからない」「意味不明」ともいわれることもしばしばです。
今回はコンテンポラリーダンスについて、特徴や歴史などを解説します。
目次
コンテンポラリーダンスとは?
コンテンポラリーダンスとは、振り付けや表現方法に決まりがない自由なダンスのことです。
ヒップホップダンスやハウスダンスなどとは異なり、明確な基準や定義がない点に特徴があります。
体の動きで自由に表現することを軸に置いているため、ストーリー性の有無や抽象度はダンサーによってさまざまです。ダンスを通じて特定のメッセージを伝えるというよりは、観客がそれぞれの解釈で受け取るものというイメージです。
コンテンポラリーダンスの歴史
コンテンポラリーダンスの歴史は、1970年代までさかのぼります。
当時のフランスでは、国策として文化の地方化(デサントラリザシオン)が図られ、芸術に対して大規模な予算が組まれました。
舞踊部門にも積極的に資金が投下されるようになり、1978年にはアンジェの国立フランス現代バレエ団 (CNDC) が設置されました。現代バレエ団では、従来のバレエに新しい要素を追加するなどして反バレエ的なダンスを踊るようになり、世界各地へ広まったそうです。
そのダンスはコンテンポラリーダンスと呼ばれ、各国の文化や特色を取り入れた先進的なダンスとして発展していきました。
コンテンポラリーダンスを取り入れたミュージックビデオ
コンテンポラリーダンスを採用したミュージックビデオを3つ紹介します。
- LOSER|米津玄師
- ドラえもん|星野源
- Alive feat. Tao Tsuchiya|Sia
人気のアーティストが魅せるダンス
米津玄師の「LOSER」では、本人自らがコンテンポラリーダンスを披露しています。
絡まりそうで絡まらない細長い足が踏む細やかなステップが目を引く、米津玄師の新しい一面を見られるMVです。
マルチな才能の星野源が踊るMV
星野源の「ドラえもん」のダンスの振り付けを担当したのは、ELEVENPLAYの代表を務めるMIKIKO。
高校生の時に民族舞踊部にも入っていた星野源のリクエストで、コンテンポラリーダンスを中心に振り付けされています。
女優の鬼気迫るコンテンポラリーダンス
オーストラリア出身のシンガーソングライター・Siaの「Alive」は、日本版MVが公開されています。
そのMVでは、日本の女優・土屋太鳳によるコンテンポラリーダンスを踊っていることで話題になりました。
まとめ
コンテンポラリーダンスは定義づけができない、まるでアートを体現化したようなダンスです。
ぜひミュージックビデオやイベントなどを通じて、答えのない世界観を体感してみてはいかがでしょうか。
初心者限定札幌ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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