こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
ダンスに詳しくない方でもつい見入ってしまう、独特なパフォーマンスが魅力のアニメーションダンス。
今回は、アニメーションダンスの特徴や基本動作について解説します。
難しいジャンルに思いますが、持久力を重視しないため幅広い世代の方から支持されているダンススタイルですよ。
目次
アニメーションダンスとは、ポップダンスの一種
ポップダンスの一種であるアニメーションダンス。
名前のとおり、アニメ映像の動きを表現したダンススタイルが特徴です。
関節をバラバラに動かしたり、コマ送りのような動きをしたりなど人間離れした特殊な動きで見ている人すべてを魅了します。
他のジャンルに比べると筋肉や関節の使い方が求められるダンスですが、運動量はあまり必要としないため、ダンス初心者さんでも始めやすいジャンルでも知られています。
また、一生をかけて極められるほど奥が深いダンスで、幅広い世代から支持されていますよ。
アニメーションダンスの歴史
アニメーションダンスは、クレイアニメーションとダイナメーションからインスピレーションを受けて誕生したと言われています。
クレイアニメーションとは、粘土作品をパラパラ漫画のように動かして動画にした作品のこと。
ダイナメーションとは、コマ送りで投影した役者の動きに、ミニチュアを動かしてひとつの作品をつくりあげたものです。
ロボットダンスとの違いは
アニメーションダンスは、ロボットダンスと似ている部分があります。
しかし、アニメーションダンスはどのジャンルよりも動きの不思議さにこだわっています。
また、「アニメーション」を専門とするスタイルで、アニメーションダンスの基本動作の一部にロボットダンスがあるイメージです。
反対に、ロボットダンスは、「ロボット」の動きを専門とするスタイルです。
アニメーションダンスの基本動作
①Tickihg(ティッキング)
関節をカクカク動かすようなスタイルが特徴のティッキングは、時計の秒針がティックタックと動くところから誕生したと言われています。
ストロボダンスとも呼ばれ、パラパラ漫画のように動きのブレを最小限にして表現することが大切です。
②Slow Motion(スローモーション)
スローモーションはその名のとおり、通常の時間が流れている世界を一瞬にして、ゆったりとした時間が流れている世界へと変化させるようなダンススタイルです。
激しい曲調からのスローダウンなど、インパクトが大きいほどアニメーションダンスらしさが表現できます。
③Waving(ウェーブ)
各部位をコントロールすることで全身に波が広がっているように表現するスタイルのウェーブ。
アニメーションダンスでは、ラインを崩さず、波の山を残さないよう踊ることが求められます。
④Robot(ロボット)
名前のとおり、ロボットのような機械特有の動きを表現したスタイルです。
1910年代のマネキンダンスがルーツとも言われていますよ。
やり方のコツは、踊り始める際のブレを省略し、かつ動作をピタッと止めることです。
ブレや無駄な動きをなくして、スムーズに動くロボットを表現しましょう。
まとめ
アニメーションダンスは、ダンスのなかでも不思議な世界観で観客を魅了できるダンススタイルです。
運動量は少ないですが、筋肉や関節など各部位を丁寧に動かすことが求められます。
見応えたっぷりのパフォーマンスができるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてくださいね。
初心者限定札幌ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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