こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
数あるダンススタイルの一つである、タットダンスというジャンルをご存じでしょうか。
指先や手首、肘などで細やかな動きを組み合わせて踊るユニークなジャンルです。
今回の記事では、タットダンスの由来や基本的な技などを解説します。
目次
タットダンスとは
腕や肘、手首などの細かい動きを自由自在にかけ合わせたダンスジャンルです。
タット(tut)とは、ツタンカーメン(Tutankhamen)を短くした呼び方で、タットダンスは古代エジプトの象形文字をマネた動きを元にしているようです。
もともとタットダンスは、ポップやアニメーションダンスの中で使われていたテクニックの一つでした。
しかし今では一つのスタイルとして確立され、多くのジャンルに用いられています。
タットダンスの元祖にあたる「キングタット」は、マイケル・ジャクソンの「REMEMBER THE TIME」のミュージックビデオで見られます。
タットダンスの基本的な技
基礎となるテクニックは、以下の4つです。
- スライド
- キープ
- ウェーブ
- ロール
スライド
スライドは腕や手で直線を作り、まっすぐ動かしてスライドさせる技です。
一見簡単そうに見えますが、鏡越しに見てみると腕が曲がっていたりブレていたりすることに気がつくでしょう。
そのため、シンプルな技ながらも丁寧に練習する必要があります。
キープ
キープは、腕や手などをぴたりと止めた状態を保つテクニックです。
しっかり固定することでダンスにメリハリが生まれるため、タットダンスの上達に欠かせない技とも言えます。
ウェーブ
ウェーブは体を波打たせるような動きを表現するテクニックです。
ウェーブを習得すると、振付のバリエーションが多彩になります。
ロールは手や腕を回して型を作る技です。
円のように動かしたり、パターン化させた動きを右から左、上から下に動かしたりなど、さまざまな表現方法があります。
タットダンスのスキルを上達させるコツ
意識するポイントは、肩の柔軟性・手首の可動域と筋力です。
腕や肘、手首をメインに動かすダンスですが、肩が力んでいるとぎこちなく見えてしまうだけでなく、肩にも余計な負担がかかります。
また手首も可動域が狭かったり筋力が足りていないと、動きが小さく見えてしまい、メリハリのある動きを表現できません。
ケガの防止はもちろん、繊細な動きを表現するためにも、肩や手首の柔軟性を高めるストレッチなどを取り入れましょう。
まとめ:タットダンスでオリジナルの世界観を表現しよう
タットダンスの概要や技、コツなどを紹介しました。
創作性の高い分野なので、ダンス初心者でも基本を習得すれば独自の世界観を表現することができます。
また肩の柔軟性や手首の可動域・筋力も重要なポイントです。
基礎練習も大切にしつつ、YouTubeなどの動画を見て動きをまねしながらテクニックを磨いていきましょう。
気になった方はぜひチャレンジしてみてください。
初心者限定札幌ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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