こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
パラパラ、という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは平成初期に大流行したダンスのことです。
何度かブームを迎えた後に鎮火したのですが、最近の平成レトロブームによって、当時のパラパラダンスに興味を持つ人も多くなっています。
そこでここではパラパラとは一体なんだったのか、簡単にまとめていきましょう。
社会現象になったパラパラってどんなダンス
パラパラは誰でも踊りやすいカジュアルさが特徴のダンスです。
振付のほとんどが手の振りだけで完結しているので覚えやすいのが魅力ですね。
足はほとんど左右に移動するだけのステップで、それに色々な手の動きを組み合わせて踊ります。
使われる楽曲は主にユーロビート風のアップテンポな楽曲で、最も有名なのは「ナイト・オブ・ファイアー」でしょう。
ここから転じて、パラパラに使われるアップテンポなユーロビートを総じてパラパラといった時代もありました。
ただ、正確にはパラパラとはダンスそのもののことです。
パラパラになぜ「パラパラ」という名前がついたのかは諸説あって定かではありません。
有力なのは、「テイクオンミー」の歌詞を口ずさんだ結果「パラパラ」という名前になったという説です。
全盛期には ディズニーパレードでもパラパラ
パラパラはディスコクラブを発端にして、主に当時の若年層にブームが広がっていきました。
そこから平成のギャル文化と融合し、徐々に「ギャルやギャル男が踊るダンス=パラパラ」という認識が広がっていったのです。
そこからのブームの広がり方は凄まじく、あらゆるメディアがパラパラを取り立てました。
例えば当時アイドルの顔だったSMAPがパラパラをバックダンスに起用しています。
他にもアニメ名探偵コナンのオープニングのアニメがパラパラを踊るコナンだったりしました。
さらにすごいのが、あのディズニーランドでもパラパラが踊られていたことです。
2000年ごろに開催されていた「スーパーダンシン・マニア」で、ディズニー園内に「ナイト・オブ・ファイアー」が流れただけではなく、客もパラパラを踊って盛り上がっていました。
しかも定番のディズニーキャラクターたちが実際にパラパラで踊る一面も見られたというのだから驚きですよね。
ちなみにこのスーパーダンシン・マニアは2020年に1度「ベリーミニーリミックス」の一端として復刻で公演されました。
SNS上で動画も見られるので、気になる方は1度見てみてくださいね。驚くほどキレのあるミニーのパラパラが見られますよ。
まとめ
パラパラとは、平成初期に流行した主に手の振りを使ったダンスです。
楽曲は主にユーロビートが使われます。
覚えやすさとノリの良さで大流行し、全盛期にはディズニーキャラまでもがパラパラを踊ったほどでした。
今は踊り方を解説した動画も充実しているので、ぜひ余興などに踊ってみてはいかがでしょうか。
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