こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
ダンスは細かい分類も含めると、かなりの種類があります。その中のひとつが、アニメーションダンスです。
アニメーションダンスは細かいテクニックを知らない人でも感銘を受けるような、不思議な動きを中心にしたダンスです。
ここでは、そんなアニメーションダンスについて詳しくまとめていきましょう。
アニメのような「非現実的」なアニメーションダンス
アニメーションダンスは、一言でいうと昔のアニメのような動きを取り入れたダンスです。
イメージとしては、クレイアニメのような動きやパラパラ漫画の動き、特撮のような動きですね。
例えば、コマ送りのように頻繁に動きを止めたり、腕を別々の方向に曲げたりするのが代表的な技です。
他にも、普通に踊っていたところを突然スローモーションにして水中を表現したりします。
部分的にアニメーションダンスを取り入れている例もあり、ムーンウォークのように一見重力を無視したように踊ったりするのもアニメーションダンスのひとつといえるでしょう。
アニメーションダンスは、このように自由な発想と動きで人を魅せるダンスなのです。
ストーリー性のある振付も魅力
さらに、ストーリー性を持たせた振付を取り入れることが多いのもアニメーションダンスの特徴です。
例えば、「ネジを巻いてロボットを動かしたらロボットがサビていてうまく動かなかったが、油を差してあげたらスムーズに動いた」というストーリーをダンスで表現したりします。
ダンスの基礎知識がなくてもみていて楽しいダンスなので、小さい子どもも楽しくみられるのも特徴ですよ。
ただ、このジャンルは、それほど歴史が深くないこともあり、厳密に内容が決まっているわけではありません。
現在は「それらしい動きをしているダンス」を便宜的にアニメーションダンスと呼んでいます。
そのため、表現したいものを表現しやすいジャンルともいえるでしょう。
アニメーションダンスで意識すべき点
実際に「あんなダンスを踊りたい!」と思った人も多いと思います。
しかし、アニメーションダンスの動きは不規則で、いったいどこから真似していいのか悩んでしまいますよね。
そこでおすすめなのが、ダンスの基礎であるアイソレーションから学ぶことです。
アイソレーションとは、特定の関節だけを動かす振付、あるいは準備運動のようなもので、多くのダンスで使われています。
アイソレーションについて学ぶと、一見不可解に見えるアニメーションダンスの振付も、どこを動かしてどこを止めれば似たような動きができるのか、整理しやすくなります。
ただ、アニメーションダンスを見ても、いまいち仕組みがわからないという人も多いでしょう。
そんなときは、プロのダンス講師に聞いてみるといいでしょう。
ダンスに見えないダンスでも、分解してみれば案外単純な振付の組み合わせだったりするからです。
まとめ
アニメーションダンスのことを一言で表すと、クレイアニメなどに影響を受けたダンスのことです。
止め絵のような動きの振付や、関節がなくなったかのような動きで観客を魅了します。
踊ってみたいという方は、ぜひダンスの基礎から練習してみてくださいね。
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