札幌ダンススクール

ダンス人口に男性が少ない理由を解説

こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。

ダンススクールやダンススタジオはもちろん、プロダンサーの世界を見ても、男性の人口が少ないことに気が付くのではないでしょうか。

実際、ダンススクールの場にいっても女性の割合が多くなりがちです。

なぜダンスを楽しむ男性の数が少ないのでしょうか。

そこでここからは男性のダンス人口が少ない理由についてまとめていきましょう。

男性のダンス人口が少ない理由

男性のダンス人口が少ない理由3つ

男性がダンスをあまりしない理由は大きくわけて3つあります。

 

  1. 「自分を表現する」文化が日本ではカッコいいとされない
  2. 見られることになれていない
  3. 男性が憧れる男性ダンサーが少ない

 

それぞれの理由についてまとめていきましょう。

自分を表現する文化が日本ではあまりカッコいいとされない

ダンスという運動は自分を表現して解放する運動です。

しかし日本は空気を読む文化なので、自分を主張することが一般的ではありません。

特に若い男性の世代では自分の気持ちをそのまま表現することを「カッコ悪い」と感じる人も多いようです。

そのせいでダンスをやるきっかけが掴めずに人口が少ない傾向にあります。

一方海外では自分の意見をガンガン出すことに抵抗がない傾向にあるため、日本よりもダンス人口が多くなっています。

実際、ストリートダンスの本場のアメリカでは日常的に意見をぶつけあうことが多いようです。

海外では自分の意見をガンガン出すことに抵抗がない傾向にあるため、日本よりもダンス人口が多くなっています

見られることに慣れていない

若い男性は女性と比べて、「見られる」意識が低く、それに慣れていない傾向にあります。

一方の女性は写真を送り合ったり、化粧をしたり、おしゃれをしたりする際に自分を見られることを意識しやすい傾向にあります。

そのため、男性は人の注目を一身に集めるダンスが苦手な人が多いのです。

男性が憧れる男性ダンサーが少ない

どんなスポーツにせよ、何かをはじめる際は誰かにあこがれることが多いと思います。

ダンスでもそれは当てはまります。

しかし、男性ダンサーはどちらかというと女性向けのコンテンツで有名なことが多く、男性向けのコンテンツに男性ダンサーはそう多くありません。

そのため、男性が誰かにあこがれてダンスを踊るということがあまりないのです。

最近はダンスを始める男性が増加する傾向

ここまで男性のダンサーが少ない理由についてまとめました。

しかしこうした点は、最近は状況が変化されてきています。

まず小学校と中学校のダンスが必修科目として設定されたことで、男性もダンスへの抵抗感が消えつつあるようです。

また、最近はメンズメイクをはじめとして男性も「見られる側」の意識を持ち始めたのもダンスにとって追い風ですね。

そして憧れる人が少ないという問題も、ヒップホップのダンサーやインフルエンサーがダンスを楽しむ動画をよく見るようになったことで改善されつつあります。

そのため、最近では男性がダンスを習いに行く姿も決して珍しいものではなくなってきました。

ストリートダンスの競技人口は最近で85倍、ダンスに関わるアプリを利用する男女比も男性が35%と決して少なくない数となっています。

このように、ダンスをはじめる男性はかなり増えていますよ、気になったらぜひはじめてみてくださいね。

まとめ

男性のダンス人口が少ない理由は、日本の文化的側面とダンスに触れる機会が理由です。

しかし、最近ではダンスをはじめる男性はどんどん増えています。

他のスポーツと比較しても気軽にはじめられる楽しいスポーツなので、ぜひはじめてみてはいかがでしょうか。

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最近ではダンスをはじめる男性はどんどん増えています

   

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