こんにちは!札幌大通ダンススクールリアンの池田いくみです。
ダンスの練習中にどうしても発生してしまう「ケガ」について・・・今回は、ケガしやすい箇所や予防法を解説します。
ぜひ、明日からの練習で意識してみてください!
ダンスで怪我しやすい所は?予防についても解説
首
ヒップホップなどでケガが発生しやすい場所です。
また、首のアイソレーションを行った際にケガが発生することも多くなっています。
アイソレーションの動きが正しいか、無理のある動きをしていないか今一度見直しましょう。首のケガは、重症化しやすいですし、手や肩、背中にも影響がでる場所になりますので、より注意が必要です。
腰
腰を動かす振り付けの際に、ケガが発生しやすい場所となっています。
原因は、無理な動きや体幹不足まで様々であり、実際多くのダンサーが腰痛に悩まされているようです。ひどくなるとヘルニアになってしまいますので、腰痛が出たら早めに病院に行って治療を受けるようにしましょう。
膝
難しい足の振り付けや、高速ステップを練習する際にケガが発生しやすい場所となっています。
練習中の動きによるケガが多いですが、負荷がかかりすぎている、動きに必要な筋力が足りていない場合もあります。
ひどくなると痛みだけでなく、腫れや疲労骨折を引き起こします。
「今日は特に足を使ったな~」という日は、アイシングや、膝周りのストレッチを入念に行い、疲労を持ち越さないように気をつけましょう。
足
ジャンプして着地した際や、難しい足の振り付けを練習する際にケガが発生しやすいです。
捻挫や骨折などに繋がりますし、繰り返しケガすることで慢性化しやすい場所でもあります。重心を置く際は、足裏つま先を意識し、サイドステップでは足の親指に意識を向けましょう。
足の外側やかかとでの着地はケガに繋がりやすいです。また、身に着ける靴にも注意が必要です。
ダンスに適した靴を持っていくことはもちろんですが、ダンスシューズは必ず足に合ったものを選ぶようにしましょう。
【ケガしやすい所に注意!】ダンスの練習中にできる予防策
ケガを防ぐために大切なのは、何と言ってもダンス中に「体を正しく使うこと」です。
振り付け練習の際は、正しい体の使い方をするように注意しましょう。
自己流で無理に体を動かすと、異常な負荷がかかり、ふとした瞬間にケガにつながることが多いです。
正しい体の使い方でダンスをすれば、ケガを予防できるだけでなく、振り付けがよりきれいに見えます。
また、自分の実力では少し難しそうだなと感じる振り付けは、できる範囲で取り組むなど、日頃から無理しない体の使い方をしておく必要がありますね。
ケガをしやすい所は日頃から予防しよう
ここでは、ケガを予防するために大切なことを解説していきます。
練習前後のストレッチ
練習前のストレッチはイメージがあると思いますが、練習後のストレッチも大切なのです。
練習前は、これから使う筋肉を伸ばしておきましょう。特に腰回りは急な動きで痛めやすい場所になっています。入念に行いましょう。ストレッチを入念に行うかどうかで、可動域も変わってきますし、集中力を高める効果もあります。
また、練習後は、負荷がかかった場所や疲労がたまりやすい場所のストレッチを入念に行うようにしましょう。
その日の負荷や疲労をやわらげ、疲れを次の日に持ち越さないようにすることが大切です。
チームで練習する際にはペアになって行うストレッチなどを取り入れておくと、自分だけではできない箇所のストレッチもできますし、より効果的ですよ。
ウォーミングアップ
「ウォーミングアップってつまらない。さっさと終わらせて振り付けの練習しよう!」と考えている方はいませんか?確かにウォーミングアップは地味ですし、退屈な時間だと感じる方も多いでしょう。
しかし、入念なウォーミングアップは練習中のケガを防ぐことができます。
ウォーミングアップを行うと、ダンスに必要な筋肉も温まり柔軟性が出ますし、ジャンプの着地や難しい足の動きなどで急に体を痛めた…なんてことがなくなります。
また、動き1つ1つもより良くなります。
ケガも予防できますし、より良いパフォーマンスを披露するためにウォーミングアップは欠かせないことが分かりますね!
まとめ
ケガしやすい箇所や、ケガしやすい場面、予防法をしっかり押さえて、ケガ無くダンスの練習ができるようにしましょう。
もしケガしてしまったら、すぐに病院へ行って治療を受けることが大切です。「少しくらい…」と考えていると、後々大きなケガに繋がったり、慢性的に痛みが出るようになったりします。
日頃から入念なウォーミングアップやトレーニングを欠かさず行い、ダンスライフをエンジョイしましょう!
初心者限定札幌大通ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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少人数なので定員になる前に☆