こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
ダンスをはじめたばかりの方は、ダンスの練習の際にどのような服装が好ましいのか、よくわからないですよね。
ここでは、練習着の選び方をはじめ、ダンスのジャンルごとの練習着、おすすめブランドまで網羅していきます。
これからダンスを始める方、ダンススクールに通い始めた方、練習着に関する悩みを、すべてここで解決させていきます!
目次
ダンスの練習着ってどうやって選べばいいの?周りと違うと恥ずかしいよね
ダイエット効果を求めて、人脈を広げたくて、新たな趣味を持ちたくて、いろいろな理由があってダンスを始めると思います。
一念発起してダンススクールを通い始めた方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、「レッスン中にどんな服を着ればいいの?」という悩みは、みんなが一度は持つ悩みでしょう。
「普段から衣装を着るの?」「ジャージでいいのかな?」「靴は何を履く?」など、もろもろの悩みを解決していきます。
【選ぶ時のポイント】ダンスの練習着を選ぶときに気を付けたいポイントとは
早速、練習着を選ぶ時のポイントをみていきましょう。
どのポイントを重視するのかは個人の好みですが、ダンスの上達に関わる部分でもあるので、練習着を買うときには以下の点を考慮するようにすることをオススメします。
ポイント① ゆったりしているなど、動きやすいものを選ぶ
デザインやブランドで選択することも、モチベーションを保つために重要なことでしょう。
しかし、いちばんの目的はダンスの上達ですので、ダンスを踊る際に動きやすいものを選ぶことをオススメします。
ピッタリのサイズではなく、少し大きめのサイズを選ぶことで、身体を大きく動かす振りでも窮屈さを感じずに練習ができます。
サイズとともに、伸縮性のある素材を選ぶことで、より解放感をもって練習ができるはずです。
ちなみに、練習の際にはシューズも適正なものを選ぶ必要があります。
革靴や裸足ではなく、テニスシューズやバスケシューズなど、スポーツ向けのものがオススメです。
ちなみに、ランニングシューズは前に進むことを前提にしているため、ダンスに適した形状ではないものもあるので、注意しましょう。
ポイント② 通気性や吸湿性が高いものを選ぶ
長い時間をかけて練習をしていれば、多くの汗をかきながら練習をすることになるでしょう。
そのため、汗によって蒸れてしまったり、なかなか汗が乾かなかったりという状態が続くと、それが気になって練習に身が入らないという可能性もあります。
これを防ぐため、通気性や吸湿性が高い生地が使われているものを選ぶことも重要です。
①として紹介したポイントと合わせると、ゆったりとしたサイズ感で、かつ通気性や吸湿性に優れたものがよい、ということですね。
ポイント③ ファッション性にもこだわって、モチベ維持
自分が躍っている姿を鏡で見ながら、あるいは録画をして見ながら、自分の動作を確認することもあるはずです。
自分と向き合って練習することが多いため、自分が好きなファッションを楽しみながら練習に励むというのも、練習を楽しむための重要なポイントでしょう。
ダンスに直結するポイントとして、動きやすさや通気性などに気を遣いたいところですが、練習を長期間にわたって維持するためには、モチベーションの維持も大切です。
自分のお気に入りの服装をして練習ができれば、よりよい練習になるかもしれませんね。
ポイント④ ボトムスは膝を守ってくれるくらいの長ズボンで
ダンスは全身を使いますが、なかには床を滑るような動きをするダンスもあります。
素肌が露出していて、その部分が床に擦れては痛いですし、上手く滑れないので華麗なダンスに見えづらくなるでしょう。
そうした危険を考慮するために、ズボンは膝を守ってくれるくらいの長さのものを選ぶようにしましょう。
足首まである長袖とまでは言いませんが、膝下くらいまでは布がある状態になるものを選ぶといいですね。
ポイント⑤ 生地どうしの擦れがあるため、安物だと劣化しやすい
「高いものを買え」とまでは言いませんが、金額の安さだけを見て買ってしまうと、すぐに劣化して着られなくなってしまう可能性があります。
とくにダンスは激しい動きが多いので、その分生地の擦れも多く、劣化が早い傾向にあるでしょう。
それらを考慮すると、ある程度は品質の良いものを買っておく必要があると言えますね。
ダンスのジャンル別に解説!最適なダンス練習着選び
ダンスの練習着は、基本的にはこれまでに紹介したポイントを押さえておけばOK。
しかし、ダンスジャンルによっては、より適切な選び方がある場合もあります。
ここでは、ヒップホップ、ジャズ、K-POPに分けて、それぞれのジャンルを練習する際の練習着を紹介していきます。
ヒップホップダンスを練習するときの練習着はどんな感じ?
ヒップホップダンスというと、そもそもカチッとした印象の衣装ではなく、ラフな服装で踊るのが基本になっています。
そのため、練習着もそのようなものでOK。
少しオーバーサイズのジャージやTシャツをダボっと着るのが主流なので、発表会などで着るものをそのまま練習着として着てもよいでしょう。
しかし、床などとの擦れが気になる場合には、普段着からお下がりしたようなジャージを練習着として着てもいいですね。
ジャズダンスを練習するときの練習着はどんな感じ?
ヒップホップダンスには無い、バレエの要素があるのが特徴の、ジャズダンス。
ジャズダンスに関しても、そこまでこだわって用意をする必要はなく、Tシャツなどの動きやすく劣化を許容することができるものがオススメ。
もしも練習中にボディラインが見えたほうが良い場合には、ラインがよく見えるピタっとしたものがよいですが、動きやすさを重視すべきでしょう。
また、振りによっては床と擦れるタイミングが多いこともあるでしょうから、そうした際にはボタンやファスナーなどがついていないものがいいですね。
K-POPを練習するときの練習着はどんな感じ?
当スクールでも一番人気のK-POPダンス。
K-POPもやはり動きやすさを重視すべきでしょう。
しかし、K-POPの雰囲気を感じながら練習をしたい場合には、実際のK-POPアイドルが着ているような、丈の短いものや、セクシーなもの、スタイリッシュなものを着てもいいですね。
ピタっとしたサイズを着ることで、ボディラインを意識して練習をすることができますから、シルエットやスタイルを意識した練習でできますね。
おすすめブランド|ダンスにオススメのファッションブランドはある?
普段着からのお下がりとして、普段着ていたTシャツなどを練習着として着るのもオススメですが、練習着として新たに購入することも、モチベーションを上げる意味でオススメです。
ここでは、練習着として新たに買う場合、どのようなブランドのウェアが良いのか、オススメのブランドを紹介していきます。
オススメ① アディダス
月桂樹のデザインが特徴的で、誰もが知っているといっても過言ではない、アディダスのジャージ。
スポーツウェアの有名ブランドですから、もちろん通気性や吸湿性の心配はないでしょう。
ロゴをひと目見ただけで「アディダスだ!」と分かりますし、ワンポイントでロゴがチラッと見えるだけで、おしゃれな雰囲気が漂います。
上下揃えたセットアップやシューズの展開もあるので、全身アディダスで揃えることもできます。
オススメ② ナイキ
アディダス同様、スポーツウェアとして絶対の信頼がある、ナイキ。
シンプルなデザインのものも多いですし、アディダスと同じく通気性や吸湿性の機能にも心配ありません。
スタイリッシュなロゴがワンポイントで活きますので、アディダスと比べながら好みに合うほうを選びましょう。
オススメ③ チャンピオン
ジャージだけでなく、トレーナーやパーカーなど、普段着として着こなせるアイテムも多くある印象なのが、チャンピオン。
上記で挙げたアディダスやナイキと比べて、少しカジュアルなイメージが強く、幅広いファッションを楽しみながら練習したい方にオススメです。
少しオーバーに着こなしたい方も、チャンピオンがオススメですね。
オススメ④ ユニクロ
シンプルなデザインに、手軽な価格で手に取りやすい、様々なスポーツ選手を応援していることでも有名な、ユニクロ。
ファッション性の高さが印象的であるものの、機能的な部分でも魅力があります。
身体にフィットし、ストレッチ性が高い素材を使ったウェアも多いので、身軽さを重視する方にもオススメです。
無地で主張の少ないデザインが多いことと金額の手軽さを兼ね合わせているので、1万円以内と予算を決めても、全身のコーデを楽しめます。
オススメ⑤ GU
ユニクロと同じグループであるGUですが、ユニクロと比較すると、より低価格でファストファッションを楽しめるイメージのあるお店です。
奇抜なデザインが少なく、手に取りやすいデザインのものが揃っているので、お気に入りのブランドがなく、とりあえず安く練習着が欲しい、という方にオススメです。
オススメ⑥ SHEIN(シーイン)
安さとファッション性が売りの通販サイトである、SHEIN。
1000円台のもの、2000円台のものが多く、「とにかく安さを求めている!」という方にオススメです。
ヒップホップダンスに合いそうなスウェットパンツ、K-POPダンスに合いそうなトップスなど、ダンスジャンルの世界観に合わせ、いろいろなカテゴリの洋服を選べます。
ほかのお店では出会えない安さの洋服がたくさん並んでいるので、学生さんにもオススメできるブランドです。
ファッション性で迷ったら見てみて!おすすめのセットアップ
いくら安くてシンプルだとはいえ、実際にお店に行ってもなかなか服を選べないという方もいるはずです。
ここでは、具体的な練習着として活用できるコーデを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
パターン① 長そで×長ズボンの、セットアップジャージ
ナイキやアディダスなど、ラインが数本入っただけの手軽なデザインになったものを、セットアップで見てみるのが定番でオススメです。
シンプルで統一感のある着こなしであれば、違和感なく身体を動かしやすいコーデになるはずです。
長そでと長ズボンの組み合わせなら、素肌が擦れる心配がないので、ケガの防止になるでしょう。
パターン② フード付きのパーカー×スウェットパンツ
若干のオーバーサイズを選ぶことで、ヒップホップダンスの雰囲気を含ませた練習着になるでしょう。
多少のダボっとした生地に、足首が締まったデザインのスウェットパンツであれば、ズボンの裾が絡まって転倒してしまう恐れもありません。
シューズを履く場合には、白や黒などの単色系であれば、いろいろなコーデと相性よく活用できるでしょう。
パターン③ トレーナー×スウェットパンツ
胸のあたりにワンポイントのロゴがついている程度のトレーナーと、足首の締まったスウェットパンツでパパっと決まるコーデ。
前開きのトレーナーでもよいですが、ファスナーが擦れることでケガの危険がありますし、ファスナーのないトレーナーを着ることで、よりシンプルなファッションを楽しめます。
ダンスの練習着はどう選ぶ?選ぶポイントやおすすめセットアップ|まとめ
これからダンスを始める方、ダンススクールに通い始めた方、練習着にどのような服装を用意すればよいのか、なかなか検討がつかないという方もいるはず。
そんな方のために、動きやすさや通気性、ファッション性、ケガのリスクを軽減させるものなど、いろいろな選ぶポイントを紹介してきました。
スポーツウェアで有名なブランドだけでなく、ユニクロやGUといったお手軽価格のブランドも、練習着を新たに調達する際にオススメです。
SHEINはファッション性にもお手軽さにも長けている通販サイトなので、お金をかけられない学生さんにもオススメのブランドです。