こんにちは!札幌大通ダンススクールリアンの池田いくみです。
最近ではワールドツアーを開催するグループも多く、世界的な人気を博したK-POP。
K-POPアイドルといえば「ダンスレベルが高い」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?
今回は、K-POPアイドルのダンスレベルがなぜ高いのかを解説します。
目次
K-POPのダンスレベルはなぜ高い?その理由を徹底解説!
練習生の時から徹底されたレッスンスケジュール
K-POPアイドルになるためには必ず事務所に所属する必要があります。また、事務所に所属しアイドルを目指す人を「練習生」と呼びます。
韓国事務所では、デビューしてからハードなスケジュールが待っているのではなく、練習生の頃からハードスケジュールをこなしています。
実際に以下のようなスケジュールで練習生として活動していることが分かっています。
TWICE
9:00~23:00まで会社でレッスン。そのうちダンスレッスンは2時間、基本振り付け練習は1時間の計3時間あります。
また、個人練習時間は3時間あります。
STAYC
10:00~23:00まで会社でレッスン。そのうちダンスレッスンは4時間あります。
また、個人練習時間は1時間あります。
紹介したのは一例ですが、どの事務所の練習生も1日中会社でレッスンを受けていることが分かります。
厳しい競争環境で練習生として生活する
会社で受けるレッスンは、ダンスの基礎レッスンから様々なダンスジャンルのレッスンなど様々です。デビューしてからどのような曲でも対応できるように、練習生の頃から全員が多くのスキルを身に着けます。
そして、このような厳しい練習生生活の中で、月末評価というものがあります。
事務所の人が、1ヶ月のレッスンの成果を見るというものです。
このとき、基準を満たしていないと事務所の所属が打ち切られてしまうなど、かなり厳しい環境で練習生をする覚悟が必要です。
このようにストイックな環境かつ、求められるレベルも高いため、おのずと練習生個人のレベルも高くなっていきます。
そういったものが、K-POPアイドルのダンスレベルの高さに繋がっているのでしょう。
振り付けの作り方も斬新
日本では1,2人が1曲の振り付けに携わって完成しますが、韓国では多くの振付師が担当してダンスを完成させています。
具体的には、曲の振り付けを複数の振付師から募り、それぞれの良いところを組み合わせて1つにする方法を取っているのです。
実際に、StrayKidsの「BackDoor」や、aespaの「NextLevel」は複数の振付師がダンスを担当していることが公表されています。なんとaespaの「NextLevel」は7人の振付師が考えたダンスを組み合わせています。
複数の振付師が考えたものを組み合わせることで、おのずとレベルの高い振り付けがあつまり、メンバー自身もそれに合わせてステージを完成させるために取り組むことが必要となります。
このようにK-POPアイドルのダンスレベルはどんどん高くなっているようです。
また、最近は海外で活躍している振付師や、海外のダンスステージ要素を取り入れた振付師にも声をかけて振り付けを作ってもらっている事務所が多いです。
K-POPアイドルがさらに世界市場へ進出していくことや、ダンスの本場であるアメリカから高い評価を得られるステージが作られることが期待されますね。
まとめ
いかがでしたか?
K-POPアイドルは、細かい部分や動線をきっちり合わせるなどディテールにもこだわり、完成度の高いステージを見せるための努力を怠らないため、全体的にレベルが高いのでしょう。
高いパフォーマンスの裏には並々ならぬ努力があるのですね。
これからも様々なK-POPアイドルグループがデビューし、世界の舞台で活躍してくれることでしょう。
初心者限定札幌大通ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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