こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
「オタ芸(ヲタ芸)」という言葉を一度は耳にしたことがある人は多いかもしれません。オタ芸とは、コンサートなどでファンが会場を盛り上げるダンスや掛け声のことです。
近年では、ヲタ芸から進化を遂げ、「サイリウムダンス」という名称で認知されつつあります。今回の記事では、サイリウムダンスについて解説します。
そもそもオタ芸(ヲタ芸)とは?
オタ芸とは、アイドルや声優などのコンサートやイベントなどで、ファンがおこなう独特のパフォーマンスの総称です。「オタ」はオタクの略称で、「ヲタ芸」とも表記されます。
アイドルや声優の楽曲に合わせた踊りや動き、掛け声、手拍子などがあり、ペンライトやケミカルライトを使うことも。オタ芸をすることを「打つ」などと呼び、オタ芸を打つ人たちのことを「打ち師」と呼ぶこともあります。
オタ芸が誕生したきっかけは諸説ありますが、広く知られるようになったのは「ハロー!プロジェクト」のアイドルコンサートといわれています。
サイリウムダンスとは?
サイリウムダンスとは、オタ芸の振りをパフォーマンスやアートに昇華させ、かっこよさや動きのスピード、正確さなどを追求した進化形のダンスです。
ブームのきっかけになったのは、「ギニュ〜特戦隊」というグループが、サイリウムを使ってオタ芸を打つ動画をYouTubeに公開し始めたことです。
「光る棒を持ったキレキレの動きを披露するオタクたち」として瞬く間に世界に広がり、日本でもテレビのバラエティ番組やCMに出演するようになりました。
近年では、サイリウムダンスのイベントや、オタ芸バトル世界大会も開かれるほどまで発展を遂げています。
さらにヲタ芸とサイリウムダンスが芸術として文部科学大臣賞を受賞し、ますます注目度が高まっているダンスの一つです。
サイリウムダンスで地域おこしに取り組んだ事例も
サイリウムダンスを地域おこしとして活かすべく、高知県四万十町がサイリウムダンスを使った観光PR動画づくりをした事例があります。
四万十町を明るく楽しくすることを目指して活動している「しまんと街おこし応援団」のメンバーが企画し、これまでにない異色の観光PR動画を公開しました。
動画では、オタ芸のパフォーマンスを挟みながら、四万十町の観光スポットや店舗などを紹介しています。またオタ芸界で数々の賞を受賞しているパフォーマーが参加していることでも話題を集めました。
視聴者からは動画を見て現地を訪れましたというコメントもあり、反響を呼んでいるようです。
まとめ
オタ芸から進化を遂げたサイリウムダンスは、今や世界まで広まり、地域おこしの手法としても活用されています。
キレキレの動きで観客を魅了するサイリウムダンスをぜひチェックしてみてくださいね。
初心者限定札幌ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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