こんにちは!札幌ダンススクールリアンの池田いくみです。
ダンスには豊富なジャンルが存在し、なかでも代表的なジャンルの一つとして挙げられるのが「ハウスダンス」です。
運動量が多いため効果的な有酸素運動になることや、気持ちの良いリズムで軽やかにステップを踏むダンスが印象的で、若者を中心に人気を集めています。
今回はハウスダンスについて、歴史背景にも触れながらご紹介します。
ハウスダンスとは
ハウスダンスとは、ディスコで流れていた音楽を元に発展したクラブミュージック「ハウスミュージック」に合わせて踊るダンスです。
早いビートで軽やかに動き、流れるような素早いステップとフロアワークが特徴です。
ニューヨークのダンサーたちが、ヒップホップやブレイキン、サルサ、バレエなどのさまざまなジャンルのダンスをフリースタイルで踊っていたことが始まりとされています。
ハウスダンスの起源となったハウスミュージックとは?
ハウスミュージックはアメリカのシカゴで誕生した音楽ジャンルの一つで、1970年代以降に誕生したと言われています。
ドラムマシンを使った機械的なビートをはじめ、サンプラーを使った複数の音源のループなどが特徴です。
BPM110〜130程度の速めのテンポでノリやすく、踊りやすい曲調が魅力です。
生みの親と称されるのは、ニューヨークにあった伝説のクラブ「パラダイス・ガラージ」のDJだったラリー・レヴァンで、「NYガラージ」というハウスの基礎となるスタイルを確立します。
そしてラリー・レヴァンの友人でDJのフランキー・ナックルズが、シカゴにオープンしたクラブ「ウェアハウス」で活躍し始めました。
このウェアハウスという名称が、ハウスの由来です。
ハウスダンスが普及するまで
ハウスダンスは、1970年代末〜1980年代頃にかけて、ハウスミュージックの発祥地であるシカゴで踊り始められました。
ハウスミュージックが広まるにつれて、ダンスも脚光を浴びるようになります。
1991〜1992年頃には、ハウスミュージックのプロデューサーが活躍し、メジャーシーンでも大流行したのち、アメリカ全土でハウスダンスという一つのジャンルが確立しました。
日本でもハウスダンスが流行
1997年に結成されたニューヨークのダンスチーム「ダンス・フュージョン」に、「HIRO」や「NORICO」などの日本人ハウスダンサーが加わったことがきっかけで、日本でもハウスダンスの認知度が広まっていきます。
日本人ハウスダンサーの第一人者は元ZOOのメンバーで、現在はダンスチーム「アルマ」のリーダーである「KOJI」です。
KOJIはニューヨークにダンス留学し、当時最先端とされていたハウスダンスを日本に輸入します。
そのダンスが若者に衝撃を与え、日本各地でハウスダンスが流行しました。
まとめ:興味を持ったら始めてみよう
素早いステップの中にアクロバティックな動きを取り入れたハウスダンスは、スタイリッシュで見る人を惹きつけます。
ダンスは時代の流れとともに、使われる曲や踊り方が変わっていくので、歴史を知ることはダンスそのものの理解にもつながります。
興味を持った方は、ぜひYouTubeやSNSでダンス動画に触れてみてください。
初心者限定札幌ダンススクールリアンの池田いくみでした。
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